【韓国】先端産業団地に5年で2.2兆ウォン投資[経済]

韓国政府は18日、半導体や2次電池、バイオなど先端産業の競争力強化に向けて、「先端産業グローバルクラスター」に今後5年間で2兆2,000億ウォン(約2,500億円)を投資すると発表した。◇国家先端戦略産業特化団地◇先端医療複合団地◇研究開発(R&D)特区——の構築を支援する。

政府は6月に「先端産業グローバルクラスター育成方案」を発表しており、今回はその後続措置計画を発表した。規制や予算、税制など後続措置を迅速に推進して、企業や大学、研究機関が集まる世界的な革新技術のエコシステムを造成する。

国家先端戦略産業特化団地には、24年の1,213億ウォンを含む計5,432億ウォンが28年までに投じられる。「竜仁半導体特化団地」(京畿道竜仁市)の公共機関による予備妥当性調査の免除を推進するほか、国家先端戦略技術分野の施設工事時には、消防施設工事の一括発注を認める。今年下半期にはバイオ特化団地の公告を行い、2024年上半期に新規指定する予定だ。

■バイオ先端医療団地にも支援

バイオヘルス産業の拠点となる先端医療複合団地には、5年間で4,587億ウォンを投じる。先端医療機器の開発・実証や、創業企業のための共同施設・装置などが投資対象となる。公共研究機関の迅速な新技術開発に向けて、R&D特区には1兆2,383億ウォンが投じられる見通しだ。

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