9月19日(日本時間20日)、エンゼルスは大谷翔平がロサンゼルス市内のカーラン&ジョーブ整形外科クリニックで手術を受けたと発表した。
術式については明らかにされていないが、「最終決定と術式については全体像に重きを置いた。翔平は今後何年も二刀流を続けられるようにあらゆる方向性を確実なものにしたいと考えた」と、二刀流継続のための術式が選択されているようだ。
また、今回の執刀医であるニール・エルトラッシュ医師は、2018年に大谷がトミー・ジョン手術(側副靱帯再建術)を受けた際の執刀医でもある。エルトラッシュ医師は「翔平と熟考した上で、目下の問題箇所を修復し、右肘の寿命を延ばすために健康な靭帯を補強するプランとなった」としており、「2024年シーズンの開幕には打者として制限なくプレーし、2025年には二刀流としてプレーする準備ができるだろう」と2024年シーズンの開幕に間に合う見込みとしている。
大谷は自身のインスタグラムで「早朝に手術を受け無事成功しました」「不本意ながらシーズン途中でチームを離れることになりましたが残り試合のチームの勝利を祈りつつ、自分自身一日でも早くグラウンドに戻れるように頑張ります」と投稿。
大谷は17日の本拠地でのタイガース戦まではダグアウトに入っており、現在エンゼルスはタンパへと遠征している。大谷は本拠地での最終シリーズではファンに顔を見せると見込まれている。