「西九州新幹線開業1周年」 23日に諫早市内3会場でイベント 特産品販売やステージなど

 西九州新幹線開業1周年を記念したイベント「ISAHAYA LINK LIKE LOVE FESTIVAL」が23日、長崎県諫早市の諫早駅再開発ビル「イーサ」交流広場をメイン会場に市内3会場で開かれる。産学官でつくる同市新幹線開業記念事業実行委が主催し、特産品販売やステージイベント、スポーツ・芸術の体験教室など多彩な催しが繰り広げられる。
 メイン会場では諫早や島原半島、佐賀県近隣自治体の特産品などを販売(午前10時~午後5時)。中学生や大学生の演奏、シンガー・ソングライター藍瑠さん=大村市出身=のステージ、神崎大輔・鎮西学院大サッカー部監督(元V・ファーレン長崎)のトークショーなどで盛り上げる。
 サブ会場の市役所前中央交流広場と周辺施設では、元競泳日本代表、山口美咲さん=諫早市出身=らを講師にスポーツやピアノ、絵画など計17の体験教室「アエル コドモフェス」を開催(午前10時~午後4時、一部の教室は参加受け付け終了)。もう一つのサブ会場のアエル中央商店街ではグルメなど昼の部(午前10時~午後2時)に100店、夜の部(午後4時~8時)に55店が出店。昼の部では20店舗以上が集まるパンマルシェもある。
 実行委事務局の諫早市商工観光課は「西九州新幹線の利用促進を図るとともに、諫早エリアの魅力を発信したい」としている。
 諫早駅と市役所前を結ぶ無料のシャトルバスも運行。問い合わせは同課(電0957.22.1500)。

© 株式会社長崎新聞社