“懐かしオレンジ”大復活!インテルがCLで着用の新サードユニを発表 久保のソシエダ戦でお披露目に

イタリア1部インテルとキットサプライヤーのNikeは19日、2023-24シーズンの新サードユニフォームを発表した。

懐かしいカラーが再登場したこのユニフォームは、久保建英を擁するレアル・ソシエダとのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)初戦でデビュー予定だ。

Inter 2023-24 Nike Third

インテル 2023-24 Nike サード ユニフォーム

23-24新サードユニフォームはオレンジを基調に、各部にグレーとブルーグレーの2色を組み合せたデザイン。オレンジとグレーの組み合わせは懐かしさを覚えるコンビネーションだ。

今季のアウェイユニフォームと同様に、襟内側には“白地に赤十字”のミラノ市の紋章とネッラズーリをモザイクでデザイン。これは敵地でも“ホームを感じられるように”とのことから配置したものだが、デザイン上のアクセントとしても効果を発揮している。

キットカラーであるオレンジ。この色が前回フィールドプレーヤー用ユニフォームへ使われたのは、実に20年以上も前のことだ。今回のデザインのモチーフとなっている、世界各国の人気選手も着用したオレンジユニフォームを振り返ってみたい。

今回の新サードユニフォームは、インテルが2000-01シーズンで使用したオレンジのサードユニフォームに着想を得ている。

セリエAを5位で終えたこのシーズンはキャプテンのハビエル・サネッティを筆頭に、ロナウド、アンドレア・ピルロ、アルバロ・レコバ、クリスティアン・ヴィエリなど各国のスター選手が名を連ねていた。

カラーリングも今回の新サードに共通するデザイン。GKでは何度も使ってきた色だが、フィールドプレーヤー用としては2001-02シーズンのサード以来22年ぶりの採用となった。

なお、クラブの説明ではオレンジは今回のサードで14回目の登場とのこと。そんなに使われている印象はないが、おそらくは4着のFP用サード(1996-97、2000-01、01-02、23-24)と10着のGK用を合わせた数字だと思われる。

パンツとソックスはどちらもオレンジで全身同色スタイルに。このあたりは00-01モデルは異なるが、懐かしい色の復活に当時を思い出すインテリスタも多いのではないだろうか。

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鮮やかなオレンジの新サードユニフォームはクラブ公式オンラインストアやNikeオンラインストアで販売中。

20日に今季のCL開幕を迎えるインテル。グループDに所属し、久保建英のレアル・ソシエダ、ベンフィカ、レッドブル・ザルツブルクと対戦する。初戦となる敵地でのレアル・ソシエダ戦で新サードがデビューの予定だ。

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