「ネットショップ運営してみないか」 36歳会社員、2300万円だまし取られる

草津署

 滋賀県警草津署は20日、栗東市の男性会社員(36)がインターネットショッピングの運営費名目で現金約2300万円をだまし取られたと発表した。多額詐欺事件として捜査している。

 同署によると、男性は2022年11月中旬、マッチングアプリを通じて知り合った女性を名乗る人物から「あなたもネットショップを運営してみないか」と持ちかけられた。商品の仕入れ費用として暗号資産を指定アドレスに送金すると、利益分が引き出せたことから、その後も同年12月までに計12回にわたって送金を続けたという。

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