好調トッテナムに打撃…ペリシッチが右ヒザ前十字靭帯のケガで長期離脱に

写真:今季絶望となったペリシッチ

トッテナムは9月20日、クロアチア代表FWイヴァン・ペリシッチが右ヒザの前十字靭帯の複雑損傷を追い、手術を受けることをクラブ公式サイトで明らかにした。

ペリシッチはチームでの非接触トレーニング中に負傷し、医師の診断を受けていた。今回、前十字靭帯損傷との診断を受けて手術をすることにより、今後はクラブの医療スタッフの指導のもとでリハビリを行う予定となっている。

また、クラブの公式発表では「残りのシーズンは欠場することが予想される」とされており、開幕して間もない2023-24シーズン中の復帰は絶望視されている。

現在34歳のペリシッチは、2022年夏にインテルから2年契約でトッテナムに加入した。チームは今シーズン、アンジェ・ポステコグルー新監督のもとでプレミアリーグ4勝1分けと好調を維持。ペリシッチは5試合連続で途中出場し、重要な戦力として機能していただけに、指揮官にとっては手痛い離脱となった。

また、ペリシッチとトッテナムの契約は2024年6月までとなっているため、現行の契約が履行される一方でペリシッチがシーズン中に復帰できなかった場合、彼はこれ以上ピッチに立つことなくトッテナムとの契約が満了を迎えることになる。

トレーニング中に負ったケガということもあり、トッテナム側がペリシッチの復帰をサポートする意味においても、契約を更新するかどうかという点も今後の注目ポイントとなるだろう。

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