サバの棒ずし食べた2人アニサキス食中毒 福井の飲食店で食事、2時間後に症状

アニサキスの幼虫(国立感染症研究所提供)

 福井県の福井市保健所は9月20日、福井市内の飲食店で、サバの棒ずしを食べた市内の2人が腹痛を訴え、食中毒と断定したと発表した。2人の胃から魚介類に寄生するアニサキスが見つかった。ともに入院しておらず、回復に向かっているという。

 市保健所は食品衛生法に基づき、この飲食店を20日の1日間営業停止処分とした。

 2人は16日午後7時ごろ、店内で一緒に飲食し、帰宅後の同9時ごろに症状が出て、17日に医療機関を受診した。

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