CLデビューを果たした久保建英、決定機作るなど見せ場も地元紙はまずまずの評価「不思議なことにほとんどボールを…」

[写真:Getty Images]

チャンピオンズリーグ(CL)デビューを果たしたレアル・ソシエダの日本代表MF久保建英は、まずまずの評価となった。

20日、CLグループD第1節でソシエダはホームにインテルを迎えた。

久保にとってはキャリア初となるCL挑戦。先週末のレアル・マドリー戦ではチームは敗れながらも出色のパフォーマンスを見せており、この試合も先発出場。大きな期待が寄せられた。

試合は開始4分にブライス・メンデスがネットを揺らしてソシエダが先制。しかし、久保は対峙したカルロス・アウグストのマークの前に苦しむことに。なかなか攻撃を良い形で仕掛けられない。

先制ゴール以降はこう着した試合展開となった中、41分には久保から決定機。縦に突破すると正確なクロス。これをロビン・ル・ノルマンがダイビングヘッドで合わせたが、枠を外れてしまう。

45分にはマルティン・スビメンディの縦パスをボックス左で受けた久保がシュート。しかし、GKヤン・ゾマーにセーブされる。

後半に入ってもソシエダペースとなり、48分には久保のCKからちゃん素顔と戯れるが、ミケル・オヤルサバルのシュートはGKゾマーが好セーブで防ぐことに。その後久保はピッチを後にすると、87分にインテルがラウタロ・マルティネスのゴールで追いつき終了。1-1のドローに終わった。

何度か良い場面を作るも、インテルの守備の前に苦戦した久保。スペイン『ElDesmarque』は7点(10点満点)を与えた。

「不思議なことに、ソシエダの素晴らしいスタートの中で、彼はほとんどボールに触れなかった」

「少しずつ攻撃面で変化を見せ、いくつか良いプレーを残し、日本人らしいディテールを見せた」

「30分には絶妙なクロスをボックス内に送ったが、ル・ノルマンは枠を大きく外した」

また、スペイン『Noticias de Gipuzkoa』は6点(10点満点)の評価。まずまずの評価に終わった。

「アウグストのマークのせいで試合に入るのは難しかった。。しかし、彼はル・ノルマンへの素晴らしい動きからクロスを上げ、決定的な場面も作ったが、シュートはわずかに枠を外れた」

© 株式会社シーソーゲーム