熱海土石流裁判 廃木材が原因か…原告側が県に文書の開示求める(静岡県)

静岡・熱海市の土石流裁判を巡り原告側が県に盛り土の下に廃棄された木などが崩落の原因になった可能性があるとして当時の開発に係る文書の開示を求めました。

2021年の 熱海市での土石流災害をめぐっては、遺族らが「現在と前の土地所有者」、「県や熱海市」に対し損害賠償を求め、訴えを起こしています。裁判に向け、20日 地裁沼津支部で行われた協議で、原告側は「盛り土の下に廃棄されていた木と崩落との因果関係を立証していかなければならない」として、開発行為に係る2002年頃の資料の開示を県に求めたということです。一方 県は、この資料について“存否を確認する”とした上で「無いと思う。県は全ての公文書を網羅してHP上で県民に公開している」と説明しました。

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