【壬生】町は24日、道の駅みぶ内にある町総合公園のケヤキ並木で初めての野外音楽会「欅（けやき）のこもれび音楽会」を開催する。日本一の広さを誇る道の駅の活用の一環で、当日は県内の高校生や大学生でつくる「アミティエ フルート アンサンブル “ジュネス”」がフルート演奏を披露する。小菅一弥（こすげかずや）町長は「美しい並木道で音楽を楽しんでほしい。今後も道の駅全体を新たな観光エリアとして活性化させたい」と話している。
道の駅みぶは「みぶハイウェーパーク」や町おもちゃ博物館、町総合公園、県とちぎわんぱく公園の4施設で構成する敷地面積約52.4ヘクタールの広大な施設。
「みぶハイウェーパーク」に隣接する北関東自動車道壬生パーキングエリアに自動料金収受システム（ETC）専用のスマートインターチェンジの建設が決まったこともあり、町は広大な道の駅の活用に力を入れている。
音楽会は道の駅活用の試験的な試みで、今後は4施設が連携して道の駅で町民が楽しめるイベントなども検討している。
会場は長さ約160メートルのケヤキ並木に石畳が敷かれ、ヨーロッパの並木道を思わせる場所。「芸術の秋」の始まりに大人が楽しめる野外コンサートを、と町が企画した。約30人分のベンチを用意し、“ジュネス”の7人が「ハレルヤ」や「サウンドオブミュージック」など約10曲を披露する。
町都市計画課は「初秋の公園で音楽に親しむ時間を過ごしてもらえれば」と呼びかけている。
入場無料。音楽会は午前10時から40分間。雨天中止。(問)同課0282.86.7117。
