広島県内で多発してる二輪車の事故防止などを呼びかける秋の交通安全運動が始まり、県庁で開始式が開かれました。
開始式には、県警の 森元良幸 本部長や関係団体などおよそ80人が参加しました。
広島県警 森元良幸 本部長
「例年、秋口以降は日没時間が急速に早まり、薄暮時間帯における交通事故が発生するおそれがあります」
県警によりますと、20日時点でけが人がいる交通事故は3229件で、去年の同じ時期と比べて278件増えています。また、交通事故で亡くなったのは54人で、前の年と比べて7人増えています。そのうちバイクに乗っていた人は17人で、去年1年間の死者数を超えました。
県警は、ツーリングなどをする際にはスピードを控えるよう呼びかけています。秋の交通安全運動は、30日までの10日間実施されます。