こども園の不適切保育 転園希望の対応や第三者委員会設置で町が1000万円の補正予算

愛知県東郷町の認定こども園で発覚した不適切保育の問題。東郷町議会が対応費用を盛り込んだ補正予算案を可決しました。

この問題は8月、東郷町の認定こども園「太陽わごうこども園」で1歳児クラスの保育士4人が園児に対し、「本当にこの子嫌だ」などと不適切な発言をしていたもので、町は不適切な保育があったと認定し、文書による行政指導を行いました。

町はこの問題について検証する第三者委員会の設置費用のほか、転園を希望する保護者や保育士を確保するため、1000万円の補正予算案を町議会に提出していて、22日に全会一致で可決されました。井俣憲治町長は、10月中旬にも保護者説明会を開いて転園希望などに対応したいとしています。

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