グランプリに「リテイク」 ぴあフィルムフェスのコンペ部門

「PFFアワード2023」でグランプリを受賞し、スピーチする中野晃太監督=22日午後、東京都内

 才能豊かな新人映画監督を発掘する「第45回ぴあフィルムフェスティバル(PFF)」のコンペティション部門「PFFアワード2023」の各賞が22日、東京都内で発表され、グランプリに中野晃太監督(36)の「リテイク」が選ばれた。賞金は100万円。

 「リテイク」は自主映画を撮影する若者たちの物語。最終審査員を務めた石井裕也監督は「映画との戯れ方が面白かった。時間とも青春とも戯れていて、それが不思議な魅力につながったのかなと思う」と評した。

 準グランプリ(賞金20万円)は高田恭輔監督(22)の「ふれる」。

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