「スターティン!」2ショット りんごちゃん、かかしと対面 青森市で30日まで「かかしロード」

自らがモチーフとなった巨大かかしに初対面し、同じ「スターティン!」のポーズを決めるりんごちゃん(手前)=22日午後、青森市羽白

 青森市油川地区の国道280号バイパス沿いで開かれている「かかしロード280」で、今年のシンボルかかしのモデルとなった、ものまねタレント・りんごちゃん(十和田市出身)が22日、現地を訪問。台座を含めた高さが約7メートルの巨大かかしと初対面を果たした。

 かかしロードでは2007年の初回から毎年、巨大なシンボルかかしを制作。09年からは主に青森県ゆかりの著名人やキャラクターが題材に選ばれている。

 かかしの存在をファンから交流サイト(SNS)などで知らされたというりんごちゃんは、かかしと同じ赤いドレスで登場し「もう大感激。ドレスの再現度が高くて体形もそっくり」と喜んだ。

 集まった地域住民ら約50人を前に、6日発売のCDデビュー曲「TOWADA~aoimori~」やものまねを披露したほか、かかしの足に記念のサインを書き込み、モチーフとなったおなじみのポーズ「スターティン!」を決めるなど大サービス。制作した板垣大地さん(41)は「本人に喜んでもらえて良かった」と笑顔を見せた。

 かかしロードは30日まで。りんごちゃんかかしは10月中旬から来年秋まで、油川市民センターでも展示される。

© 株式会社東奥日報社