いじめ再発防止を確認 呉市で中2男子生徒死亡 広島

死亡した男子中学生に「いじめがあった」と認定されたことをうけ、広島県の呉市は総合教育会議で再発防止に努めることを確認しました。

2021年1月、呉市で中学2年の男子生徒が列車にはねられ死亡しました。

第三者委員会は仲間外れや中傷などを受けたこととの関連は否定できないとし、いじめを認定しています。

22日、呉市の新原芳明市長や教育長らが出席した会議では、学期に1回のアンケート調査でいじめの定義を分かりやすく示すなど、市教委がまとめた再発防止策について確認されました。

新原市長は教員ひとりの問題にせず、生徒らの気持ちに寄り添った指導に学校全体で取り組むよう求めました。

呉市 新原芳明 市長

「(学校関係者には)敏感になっていただきたい。人一人が生きるということは非常に大事なことなので、常にみんなで繰り返し意識していきだきたい。」

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