京都サンガ、広島に1-0で競り勝つ 後半、豊川が値千金ゴール

サンガ-広島 後半7分、強烈なシュートで先制点を奪うサンガの豊川(サンガスタジアム京セラ)

 J1京都サンガFCは23日、サンガスタジアム京セラで第28節の広島戦に臨み、1-0で競り勝った。3試合ぶりの白星をつかみ、勝ち点を30から33として、順位を14位から13位に上げた。

 サンガは福岡が5試合ぶりの先発。豊川と麻田が2試合ぶりのスタメンとなった。

 互いに攻守の切り替えが鋭く、展開の早いサッカーとなった。前半は相手のカウンターで何度も自陣に攻め込まれたが、アピアタウィアらのカバリングで耐えた。サンガもペナルティーエリア内で前半24分に山崎のシュート、31分にも福岡が狙ったが、枠をそれた。

 後半7分、右サイドで福田のスローインから山崎が縦にドリブルで抜け出し、中央へクロス。原や武田が詰めた後のこぼれ球を、豊川が左足を振り抜いてネットに突き刺した。

その後は防戦一方になったが、GK具聖潤(ク・ソンユン)の好セーブや三竿のシュートブロックもあり、2試合連続で無失点に抑えた。

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