国見平温泉、年末で休止方針 奥州市が判断

 奥州市は、民間譲渡を見据え2024年度から指定管理運営を検討していた同市衣川の市営国見平温泉について、地元による運営は困難と判断し、今年12月末で営業を休止する方針だ。

 衣川の国見平、黒滝の2温泉は、市が民間譲渡へ向け事業者の経営意向調査を行ったが応募がなく、22年度末で休止する方向だったが、地元で運営の受け皿づくりの動きが出たことを受け、市直営を1年以内として継続。今月末を検討期限と定め、地元と協議を重ねてきた。

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