4年ぶり、ワインを堪能 朝日町でまつり

青空に向かって仲間と乾杯してワインを楽しむ来場者=朝日町・創遊館芝生広場

 朝日町の秋の人気イベント「朝日町ワインまつり」が23日、同町の創遊館芝生広場で行われた。新型コロナウイルス禍の影響で4年ぶりの開催となり、待ちわびた来場者は青空に向かってワインが入ったコップを掲げ、仲間と乾杯した。

 県内外から1050人が訪れた。同町の第三セクター・朝日町ワインが赤、白、ロゼのワイン計1100リットルとぶどうジュース400リットルをたる詰めで用意。来場者は和気あいあいとバーベキューコンロを囲み、炭火で焼いた牛肉を食べながら、何度もワインをおかわりして堪能した。

 家族や友人と参加した天童市荒谷の農業武田泰治さん(68)は「コロナ禍前は20年以上連続で参加していた。青空の下で、みんなで飲むワインは最高においしい」と笑顔だった。町やJAさがえ西村山などでつくる実行委員会が主催し、44回目。

青空の下、ワインをおかわりする来場者(右)=朝日町・創遊館芝生広場

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