南部鉄器を割引、来場者がじっくり品定め まつり24日まで

砂型作りを体験する参加者

 第44回奥州市南部鉄器まつり(実行委主催)は23、24の両日、同市水沢羽田町の市鋳物技術交流センターなど2会場で開かれている。

 同センターの即売会では市内12業者が南部鉄器を最大4割引きで販売し、来場者が品定めを楽しんだ。親子連れらはアルミ製の文鎮作りを体験。枠に砂を詰める砂型作りにも挑戦し、犬や猫、キャラクターなどの文鎮を完成させた。

 きょうだいで文鎮を仕上げた奥州・姉体小4年の神田穂花さんは「砂を固めるのが楽しかった。鋳物の作り方も学ぶことができた」と目を輝かせた。

 まつりは市伝統産業会館でも開催し、午前9時~午後4時。入場無料。

© 株式会社岩手日報社