財政長官が欧州でプロモーション出席

陳茂波・財政長官は9月19日、欧州歴訪の最初の目的地であるフランスのパリに到着し、香港貿易発展局が開催した旗艦プロモーションイベントに出席した。20日付香港各紙によると、陳長官はスピーチで「香港が世界に再び開放され、企業にこれまで以上に大きなビジネスの可能性と機会を提供することを約束する」と述べたほか、「一国二制度」の原則が常に存在し、香港はその独自の優位性を維持し続け、貿易、投資、観光、人材などの重要な玄関口の役割を果たしていると強調した。陳長官は「経済は新型コロナ流行の影響を受けたが、フランスとのビジネス関係は変わっていない。昨年の貿易額は90億ユーロ(約750億香港ドル)を維持し、香港は依然として1300万~1400万本のフランスワインを輸入している」と述べた。これまで以上に大きなビジネスの可能性として、国際金融センターとしての規模の大きさ、イノベーション科学技術政策の実施、そしてアジアを代表するグリーンで持続可能な金融の発展、芸術・文化の発展を挙げた。

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