「事故ゼロ」おたの申します 舞妓ら交通安全呼びかけ、京都

交通安全を呼びかけるティッシュを観光客に手渡す舞妓(京都市東山区)

 秋の全国交通安全運動(30日まで)に合わせ、京都府警東山署と北署は22日、交通事故ゼロを目指した街頭活動を児童や舞妓らと協力して京都市内で行った。

 東山区の建仁寺では東山署員や地元のこども園の園児ら約100人が集まった。園児は「自転車に乗る時はヘルメットをかぶります」と宣言。街頭で観光客らに啓発活動をした祇園甲部の舞妓まめ樹さんは「観光客が多くなり、交通量が増えている。みんなが安心して過ごせるよう、事故が減ってほしい」と話した。

 北区の衣笠小では、北署員が1年生39人に交通安全教室を開いた。児童は、信号機がない横断歩道でドライバーに視線と手のひらを向ける「合図横断」を学び、早速、下校時に習ったことを実践していた。

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