長崎ヴェルカ B1信州に快勝 3次ラウンドに進出 天皇杯バスケ  

 バスケットボール男子の第99回天皇杯全日本選手権(日本バスケットボール協会主催、共同通信社、長崎新聞社など共催)は24日、長野市真島総合スポーツアリーナなどで2次ラウンドの6回戦8試合が行われ、Bリーグ1部(B1)の長崎ヴェルカは同じくB1の信州に97-64で快勝した。
 ヴェルカは23-22で入った第2クオーター、ボンズの2連続3点シュートなどで一時は31-22と9点差をつけた。以降は信州に4本の3点シュートを決められるなど反撃に遭い、前半を47-48で折り返したが、後半は完全に主導権を握った。
 ブラントリーの四つのスチールから9点を連取すると、その後は森川、パーキンズの3点シュートなどで一気に71-58と引き離した。第4クオーターも足が止まりだした信州に対して攻撃の手を緩めず、B1チーム相手に大差をつけた。
 前田監督は「チームで粘り強く戦って後半に流れがきた。3次ラウンドに出ることができるのは、チームと長崎にとってもいいニュース。2週間後の(リーグ)開幕戦に向けて、チームとしていい準備をしていきたい」とコメントした。
 3次ラウンドは12月13日に各地で1回戦4試合を実施。2次ラウンドを勝ち抜いた8チームがトーナメントで競い、琉球、千葉Jが準決勝から登場する。ヴェルカは1回戦でB1のA東京と対戦する。

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