佐賀ビクトリー 山口知事に日本一報告

山口知事(前列中央)に優勝を報告した佐賀ビクトリーの選手ら=佐賀市の佐賀県庁

 佐賀県内を拠点とする中学硬式野球団の「佐賀ビクトリー」の選手らが15日、佐賀県庁を訪れ、先月末に開かれた「1stエイジェックカップ 中学硬式野球グランドチャンピオンシリーズ」で全国制覇を果たしたことを、山口祥義知事に報告した。

 決勝戦は、同じ佐賀県勢の佐賀フィールドナインとの顔合わせ。主将の峰松紘大選手=江北中3年=は「先週の試合でも戦った相手だったので、決勝戦でも練習通りに力を発揮できたことが結果につながった」と語り、山口知事は「佐賀のチームが全国で戦えるようになってすごい。第1回大会が佐賀県同士の戦いだったことは、歴史に残る」とねぎらった。

 チャンピオンシリーズは今回が初めての開催で、中学硬式野球5団体(ポニーリーグやフレッシュリーグなど)の垣根を越えて、各団体の選手権を制した5チームが統一ルールで争った。決勝戦は兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で行われ、ポニーリーグ代表の佐賀ビクトリーが、フレッシュリーグ代表の佐賀フィールドナインを4ー2で下した。

 また、2023年度ポニー日本代表選手として佐賀ビクトリーから、13~14歳の部に4人、11~12歳の部に2人が選出され、いずれも「PONYワールドシリーズ」で優勝したことも報告された。(坂本有佐)

© 株式会社佐賀新聞社