認知症や病院の役割、気軽に知って 一戸病院まつり初開催

認知症の相談コーナーなどが設けられた一戸病院まつり

 一戸町の県立一戸病院(佐々木由佳院長)は23日、一戸病院まつりを初開催し、来場者が認知症や病院の役割に理解を深めた。

 一戸中吹奏楽部の演奏や認知症を啓発する劇、ミニコンサートなどが繰り広げられた。物忘れチェック、医療福祉の相談、防護服の着用体験などのコーナーも設けられ、地元住民らが思い思いに院内を巡った。

 ボランティアで運営に参加した山崎由茉さん(一戸高2年)は「看護師を目指していて、経験になると思い参加した。看護師のみなさんがどのような感じで交流しているか見てみたい」と声を弾ませた。

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