マイナンバーカード取得の市民に“地域通貨”5,000円分プラスします! 御殿場市が静岡県内初の試み

静岡県御殿場市は、地方自治体がマイナンバーカードを取得した人などに対して、独自にポイントを付与できる「自治体マイナポイント」を静岡県内で初めて11月から開始すると発表しました。

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<御殿場市 勝又正美市長>
「御殿場市独自のマイナポイントを実施します」

マイナンバーカードをめぐっては、カードの新規取得や健康保険証としての登録などで、国から最大で2万円分のポイント還元が受けられる「マイナポイント第2弾」が9月末まで行われています。

これとは別に、都道府県や市・町が独自にポイントを付与できる「自治体マイナポイント」という制度があり、御殿場市は11月から県内の自治体で初めてマイナンバーカードと御殿場市のデジタル地域通貨「富士山Gコイン」を取得する市民に対して、5,000円分のポイント付与を行います。

令和5年10月8日を語呂合わせで「ごてんばの日」とした記念事業で11月1日から申請の受付を開始し、申請した市民は約1週間後に「富士山Gコイン」で5,000ダラー(=5,000円分)を受け取ることができます。

<御殿場市 勝又正美市長>
「市内経済の活性化を図るという経済対策。デジタルの使い方に慣れていただく」

「富士山Gコイン」は御殿場市内180店舗で利用できるということです。

市はこの「御殿場市マイナポイント」に2億7,000万円の総事業費を確保。国への補助金を申請する窓口となる県に確認したところ、「自治体マイナポイントは県内で御殿場市だけ」とのことです。

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