クマの被害相次ぐ 八幡平では小窓ガラスにひび

くもの巣状にひびが入った寄木小の窓ガラス=25日午後3時55分、八幡平市松尾寄木

 八幡平市や一関市でクマの被害が相次いだ。

 25日午前7時半ごろ、八幡平市松尾寄木の寄木小(君塚裕子校長、児童71人)で、教員が窓ガラスにひびが入っているのを発見し、警察に通報した。現場にはクマとみられる足跡が残されていた。

 同校と岩手署によると1階教材室の窓ガラス1枚にひびが入っていた。23日午後1時半ごろに同校校庭で体長約1メートルのクマが目撃されており、同署は22日午後4時40分から25日午前7時半ごろの間に被害があったとみている。

 25日午前8時半ごろ、一関市花泉町永井字西狼ノ沢の納屋では、米袋が荒らされていた。爪で破ったような跡があり、クマによる被害とみられる。

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