国際リニアコライダー(ILC)の国際会議は25日、盛岡市盛岡駅西通のアイーナを主会場に3日間の日程で開幕した。大規模な実験施設を運営する上での環境配慮や持続可能性をテーマに、最新の研究や地元企業の取り組みを共有し、誘致実現の機運を高める。
国内外の研究者ら約50人(オンライン含む)が出席。主催する岩手大の小川智学長は「この会議は岩手大が目指す持続可能な社会の実現と目的が等しい。日本でのILC実現の新たな契機になることを願う」とあいさつした。
本県を会場とするILC関連の国際学会は2016年12月のリニアコライダー・ワークショップ(LCWS)以来。