みこしレースや山車運行でにぎわう 二戸・枋ノ木神社金勢祭

ご神体を載せたみこしを担ぎ、全力で走る参加者

 二戸市の枋ノ木(こぶのき)神社の祭典、金勢祭(二戸駅前地区連合町内会主催)は23、24の両日、同市石切所地区で開かれ、山車運行などの多彩な催しでにぎわった。

 山車、みこしの運行やステージ発表などで盛り上がった。24日夕方には、二戸駅西口でみこし担ぎタイムレース「KON―1グランプリ」が行われ、市内外の中学生から社会人までの10チームが参加。8人一組でご神体を載せた約50キロのみこしを担ぎ、同駅前330メートルの特設コースを全力疾走した。

 二戸消防本部の30歳以下の職員で構成された「NINOHE All Yips」が2年連続で優勝。漆原魁生(かい)さん(24)は「去年に比べて観客も多くて緊張したが、走りきることができて良かった」と笑顔を見せた。

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