ボーンマス戦での1点目に起きた三笘の“勘違い”。ボールを拾いにいってやめた理由とは?

写真:後半開始早々のゴール後、三笘はある勘違いをしていたそう

ブライトンに所属する日本代表MF三笘薫が、クラブ公式サイトで9月24日に行われたプレミアリーグ第6節ボーンマス戦を振り返った。

三笘がベンチスタートとなったこの試合、ブライトンは25分に先制を許したものの、前半終了間際にOGで同点に追いつきハーフタイムを迎えた。この展開について、三笘は「難しい試合だったが、前半に同点ゴールを決めることができて試合の流れが変わった」と回顧した。

そして三笘は後半からアンス・ファティとともに投入されると、後半開始からわずか16秒で勝ち越しゴールを奪った。三笘自身はこの得点シーンをこう振り返っている。

「アンスが相手のボールに対して積極的にプレスをかけてインターセプトしてくれて、それが得点を容易にしてくれた。アンスのクオリティと(マフムート)ダフートの軽いタッチに感謝したい。ダフートがあの場所にいなかったら僕はフリーになれなかった。彼の役割はゴールを奪うために非常に重要だった」

そしてこの時、三笘はある“勘違い”をしていたという。

「これで1-1になったと思い込んでいたのでボールを拾いに行ったんだけど、すぐに冷静になって(逆転ゴールを祝えることに気づいたので)よかった」

さらに77分、三笘はペルビス・エストゥピニャンのクロスからヘディングシュートを決め、プレミアリーグで自身初となる1試合2得点を記録した。このシーンに関して、三笘はエストゥピニャンのクロスを絶賛した。

「ペルビスからのクロスは完璧だった。僕自身、ヘディングシュートを打てる正しい位置に入り込むことができたけど、あのようにクロスをコントロールできる選手はそれほど多くない。エストゥピニャンに感謝したいと思う」

今シーズンのプレミアリーグではここまで3ゴール3アシストを記録しているが、三笘はこの数字についても語っている。

「悪くない数字だけど、もっと得点できているはず。日曜日の試合でゴールを決めていなかったら、今ここで得点数について質問されることはなかったと思う。いずれにしても全く満足していない」

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