日本女子オープンゴルフ9月28日から福井県内で40年ぶり 開幕控え歴代優勝者がレッスン会でこつ伝授

服部道子プロ(左)からパターの指導を受ける参加者=9月26日、福井県福井市の福井グリーン倶楽部

 福井県内で40年ぶりに開かれるゴルフの日本女子オープン選手権(9月28日開幕)を前に、大会の歴代優勝者4人によるレッスン会が福井市の福井グリーン倶楽部で行われた。数々の激戦を制してきたプロ選手がショットやパットのこつを伝授。参加した高校生や愛好者ら女性20人は、学んだ成果を試すのを楽しみにしていた。

 女子ゴルフ普及を目指す日本ゴルフ協会が、大会開催を記念し初めて企画。塩谷育代プロ、服部道子プロ、馬場ゆかりプロ、宮里美香プロが指導に当たった。

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 短いパットの際に気持ちが落ち着かないという高校生に、服部プロが「自分の世界に入り込もう」とアドバイス。パットを打つ前に吸った息を細く長く吐き出すと重心が低くなり、どっしりと構えられて気持ちのぶれもなくなると解説した。ドライバーショットで体がぶれる癖があるというゴルフ歴2年の女性(21)=福井市=は、「足を閉じて振ってから打つように教えてもらったら、体が開かなくなった」と驚いた様子。「癖が一瞬で直ったのでプロはすごいと思った」と話した。

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 女子ゴルファー日本一を決める同大会は9月28日から4日間、あわら市の芦原ゴルフクラブで行われる。福井県生まれのセキ・ユウティン選手(中国)や福井工大福井高出身の松田鈴英(れい)選手も出場する。

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