スシローがデジタル回転レーン 3店舗で試験導入

スシローで試験的に導入されるデジタルモニター=27日午前、東京都新宿区

 回転ずし大手「スシロー」を運営するあきんどスシローは27日、東京や大阪などの計3店舗で、すしの回転レーンを表示したデジタルモニターを試験的に導入すると発表した。

 新型コロナウイルス禍で、飲食店に対する客の衛生意識が高まったことが背景にあるという。都内で開いた事業戦略発表会で、新居耕平社長は「デジタルの力を活用し、これまで以上に楽しい食の時間を提供する」と述べた。

 モニターは縦約50センチ、横約1.5メートル。2人で同時に操作ができる。すしなど商品の写真がレーンの上を流れており、触れると注文が可能。テーブルごとに枝分かれしたレーンで商品が届く。

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