射殺されたジャーナリスト・長井健司さん カメラ返却後の命日

愛媛県今治市出身のジャーナリスト長井健司さんがミャンマーで取材中に射殺されてから、27日で16年です。

遺族が改めて真相究明を訴えました。

今治市出身の長井健司さんは2007年9月27日、ミャンマーで反政府デモを取材中に治安部隊に銃撃され、命を落としました

命日の27日、長井さんの妹、小川典子さんが墓前に花を手向け、手をあわせました。

この事件をめぐっては、長井さんが射殺される直前まで撮影していたビデオカメラとテープが今年4月、小川さんに返還され、現在、日本の警察が解析を進めています。

(長井さんの妹・小川典子さん)
「映像の隠れた部分、明らかにされていない部分が判明し、新しい事実が発見され、兄の殺害の真実が究明することを一番期待している」

警察による解析作業は11月には終了する予定だということです。

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