大型駐車1時間限定、休憩確保へ SAで実験

 東日本、中日本、西日本の高速道路3社は27日、11カ所のサービスエリア(SA)を対象に、大型車用駐車スペースの一部で利用を1時間に限る実証実験を今秋から順次始めると発表した。より多くのドライバーが休憩を取れるようにする狙い。半年から1年ほど行い、効果が認められればさらに続ける。

 SAやパーキングエリア(PA)の混雑状況には差があり、長時間休憩したいドライバーにはすいている箇所の利用を促す。

 実験では、看板や路面標示で短時間限定と分かるようにする。カメラを通じ駐車時間を判定できる画像処理技術の導入なども検討し、実効性を高めたい考えだ。

© 一般社団法人共同通信社