ニッサンGT-Rと日本製ドライビングシューズ『ネグローニ』がコラボ。限定品を含む計4モデルが登場

　ネグローニは9月27日、日本を代表するスポーツカーのひとつである『ニッサンGT-R』2024年モデルとのコラボレーションモデル『イデアコルサ×NISSAN GT-R』を、翌28日（木）より発売すると発表した。

　ネグローニ（NEGRONI）は、ドライビングシューズやレザーグッズを中心に展開する日本発のカーライフブランド。上質なイタリアンレザーとラバー素材を贅沢に使用し、ライフスタイルに取り入れやすいデザインのドライビングシューズを都内自社工場で製造している。その製品は「抜群の操作性」と「洗練された履き心地の良さ」によって国内外の自動車愛好家から多くの支持を集める。

　そんなネグローニとニッサンGT-Rのコラボレーションは待望の声が絶えなかったが、これがついに実現。今年1月、東京オートサロンで初披露されたGT-R MY2024のカラーリングや細かいディテールをモデルの随所にあしらったアイコニックな全4モデルが登場した。

　商品ラインアップはベースグレードとなる“パンチングホワイト”、GT-Rカラーの“ステルスグレー＆カーボンファイバー”、“ブリリアントホワイト＆カーボンファイバー”、GT-RプレミアムエディションT-specのボディカラーを再現した世界限定140足の“ミレニアムジェイド”だ。

特別色“ステルスグレー”は、陽の光や照明によっても印象が移り変わる複雑なボディカラーの色彩を表現するため、アッパーレザーを艶のないマットグレーの質感でアプローチしたという

　今回のコラボレーションプロジェクトでは、GT-Rの車両開発におけるキーマンである日産自動車・商品企画本部ブランドアンバサダーの田村宏志氏と、グローバルデザイン本部アドバンスドデザイン部主管の森田充儀氏の両名がアドバイザーとして参加している。商品開発においては、GT-Rコラボモデル専用の型紙が用意されたほか、素材の色出しや表現、ロゴ金具をはじめとした細かなディテール調整など、GT-Rエディションならではの特別な仕様となるよう各種チューニングが施された。

　中でも、ミレニアムジェイドは素材企画の段階から十数種類の調色案を起こし、光に当たった際の実車のボディカラーと比較検証しながら、デザイナーの森田氏とともに最適な近似色が何度も探られた。複雑なグラデーションを見せるミレニアムジェイドを革で表現することは困難を極めたものの、最終的に満場一致のクオリティに仕上がったという。

　イデアコルサを愛用する田村氏のこだわりと、ネグローニが誇るクラフトマンの技術によって実現したエンボス加工したレザーにGT-Rロゴを埋め込むテクニックは、ステアリングのディテールを模してデザインされたものだ。革素材の裏面の厚みを手作業で部分的に薄くし、革の厚みと芯の厚みを調整することで力強いエンボスを表現した加工方法は、ネグローニのひとりの職人の手作業によって実現する、このモデルならではの匠の手法と言える。

　また、このモデルで象徴的な“NISMO”のロゴパーツは、最新のニスモエンブレムを元にアルミニウム製を採用し、自動車用エンブレムの製造を得意とする日本国内の徽章工場で特別に作られたものとなっている。

　9月28日（木）発売開始となる『ネグローニ・イデアコルサ×NISSAN GT-R』は、ネグローニ公式ウェブストア（https://www.negronistore.com/）のほか、A PITオートバックス東雲で購入可能。なお、受注生産となっており商品発送は11月下旬以降となる見込みだ。気になる価格は4万2900円～7万7000円（税込）となっている。