レアル・マドリードに所属するクロアチア代表MFルカ・モドリッチに、アメリカMLSインテル・マイアミへの移籍の噂が浮上した。アメリカのウェブメディア『EL FUTBOLERO』など様々なメディアが報じている。
モドリッチは2012年夏にトッテナムからレアル・マドリードに移籍して以来、主力として活躍し、ラ・リーガ3回、UEFAチャンピオンズリーグ5回、FIFAクラブワールドカップ5回など様々なタイトル獲得に貢献してきた。ここまで公式戦通算495試合に出場して37ゴール77アシストの好成績を残しており、2018年にはバロンドールも手にした。
しかし今シーズンはカルロ・アンチェロッティ監督がフランス代表MFエドゥアルド・カマヴィンガやフランス代表MFオーレリアン・チュメアニ、新戦力のイングランド代表MFジュード・ベリンガムらを重用しており、モドリッチは元ドイツ代表MFトニ・クロースとともにベンチで過ごす時間が長くなっている。
今夏にはサウジ・プロフェッショナルリーグのクラブから高額オファーが届いたものの、モドリッチ自身がレアル・マドリードでのプレーを続ける意思を示してオファーを拒否した。しかし出場機会に恵まれない現状を踏まえ、今は移籍に気持ちが傾き始めているという。
そんなモドリッチに以前から関心を示しているのが、今夏アルゼンチン代表FWリオネル・メッシを獲得して大きな話題をさらったインテル・マイアミだ。共同オーナーのデイヴィッド・ベッカム氏が以前からモドリッチのことを高く評価しており、早ければ冬のマーケットでチームに迎え入れたい意向を示しているという。
メッシはかつてバルセロナで背番号10を背負い、レアル・マドリードの10番モドリッチと何度も渡り合った。モドリッチのインテル・マイアミ移籍が実現した場合、ライバルチームの10番同士の共演が実現することになるが、果たしてどうなるか。
