『らんまん』中村蒼演じる佑一郎が最終週に登場!最後までブレない強く逞しい友を熱演

神木隆之介が主演を務める連続テレビ小説『らんまん』(NHK総合・月~土曜午前8時ほか)の第129回が本日9月28日に放送、中村蒼演じる広瀬佑一郎が登場した 。

最終話目前の第129回。
槙野家は、寿恵子(浜辺美波)が買った土地に屋敷を構え、万太郎(神木隆之介)、寿恵子、千鶴(本田望結)と幸せに暮らしていたが、寿恵子はお茶をいれようとして急須を落としてしまうなど、体調に異変が出ていた。

万太郎は、波多野(前原滉)と徳永(田中哲司)の推薦で理学博士になることに。

さらに、万太郎は寿恵子の看病をしながら、「日本全国の草花を載せた図鑑を完成させる」という寿恵子との約束を果たすため、日々研究に取り組み図鑑を完成させると決意。そんな彼のもとに懐かしい面々が姿を見せていたある日、万太郎が理学博士になったことを知った佑一郎(中村蒼)が訪ねてくるという展開。

佑一郎の図鑑完成に向けて手伝うと言う佑一郎。
聞けば、復興局の仕事はあるがそろそろ手を引こうと思っているとのこと。
大学の名誉教授になってもずっと普請場に出続けていた佑一郎であったが、教え子らがしっかり育ってきたから、墨田川や永代橋に続いて現在工事している清洲橋も強くて美しい橋になる、と言う。

かつてアメリカでの経験から、人が人を差別することを嫌う、対等に扱われることを心から望む佑一郎の思いは歳を重ねても決してブレることがなかった。
そして、大学教授でも普請場に出て、工事の施工に立ち会い、完成させることが使命、エンジニアでありたいと強く願ってきた佑一郎は、これまでの多くの経験と功績から、もう何の憂いもない復興局からも手を引けると言い、「この先は、生涯ただのエンジニアじゃ。」と語るのだった。

長い長い年月を経て、ついにやっと同じ道を行くことになった二人。ふたりが交わした固い握手は、あの仁淀川からずっと並んで走ってきた同志が、改めて互いを讃え、頼もしく思い、共に進んでいくことを誓い合うかのように二人の絆を象徴していた。

広瀬佑一郎を演じた中村蒼は、「様々な土地で経験を積んだ佑一郎は理想と現実の違いに打ちひしがられながらも初心を忘れる事なく道なき道を進んでいく逞しい人間でした。
万太郎と進む道は違えど同じ山の頂上を目指す2人の関係はとても素敵でそんな佑一郎を演じられて幸せでした。」と思いを語る。

登場のたびに、洗練され、強い意志と眼差しで優しく頼もしい佑一郎に、ネット上は歓喜の声に溢れ、毎回トレンド入りし賑わいを見せていたが、今回も「声の出し方まで年齢を感じさせる、すごい、中村蒼さん」「ゆういちろうくんがずっとかっこいい」「同じ道を行く二人、図鑑の完成が楽しみ」「同じ道を…胸熱」「同じ道を行ける、熱すぎる」「グッとくる握手」「佑一郎くんは立派なエンジニア」と声があがり、反響が大きくトレンド入り。

中村蒼が持つ確かな演技力に加え、品と強くも優しい眼差しが相まって、広瀬佑一郎というキャラクターはより魅力的な人物となり映し出されていた。

『らんまん』も残すところあと一話。天真らんまんに駆け抜けた万太郎の道を、最後の最後まで見届けたい。

<中村蒼コメント>
らんまんに最後まで出られて光栄でした。
様々な土地で経験を積んだ佑一郎は理想と現実の違いに打ちひしがられながらも初心を忘れる事なく道なき道を進んでいく逞しい人間でした。
万太郎と進む道は違えど同じ山の頂上を目指す2人の関係はとても素敵でそんな佑一郎を演じられて幸せでした。

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