高レベル放射性廃棄物(核のごみ)とは

 原発の使用済み核燃料からプルトニウムなどを取り出す再処理で発生する廃液を、ガラスと混ぜ合わせ固めたもの。強力な放射線を長期間発するため、国は地下300メートルよりも深い場所に埋める地層処分で人間の生活環境から数万年以上、隔離する方針を法律で定めている。処分場選定までの流れは「文献調査」「概要調査」「精密調査」の3段階。計20年程度かけて地盤や火山活動の有無などを調べ、建設できるか判断する。

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