2023年度の航空自衛隊小松基地航空祭は10月7日、石川県小松市の同基地で行われる。今回はブルーインパルスの登場はないものの、恒例となっている航空機の飛行展示やエアレースパイロット室屋義秀さんによる航空ショーなどがある。ツアーが組まれるほどの人気イベントだけに当日は混雑が予想される。飛行展示のスケジュールに加え、スムーズに来場できるよう当日の臨時駐車場やシャトルバスの発着場所を紹介する。
目次
小松基地航空祭の飛行スケジュール小松基地近くの駐車場は北陸道はどのICで降りるべき？小松基地周辺の交通規制公共交通機関でのアクセス方法シャトルバスのスケジュール、発着場所小松基地航空祭の会場案内図航空機の飛行スケジュール
小松基地航空祭では303飛行隊や306飛行隊の機動飛行のほか、戦闘機「F-15」の地上展示などが行われる。日豪共同訓練と日伊共同訓練それぞれの特別塗装機が登場する。
飛行展示スケジュール
8:00～8:50 航過飛行 8:50～9:20 救難訓練飛行 9:30～10:00 教導隊機動飛行 10:10～10:40 303飛行隊機動飛行 13:50～14:20 306飛行隊機動飛行
F15コクピット、ミサイル展示も
地上展示ではF15のコクピット、ミサイル、エンジンの展示のほか、油圧作動を実施する。救難隊の救難員が実際に使っている落下傘（MC-5）を装着したり、航空ヘルメットや航空服を着用（小学生以下対象）したりして記念撮影もできる。
室屋義秀さんのエアショーも
【令和5年度小松基地航空祭】 10月7日（土）開催予定の #航空祭 に、エアレース・パイロットの #室屋義秀 さん（@YoshiMUROYA）#ほくりくアイドル部(@hokurikuidolbu)がやってきます‼️ 大迫力の #エアショー🛩️と華やかな #音楽ライブ🎵が航空祭をさらに盛り上げてくれます☺️ お楽しみに‼️ pic.twitter.com/ZPOVCp5JfT— 航空自衛隊 小松基地(Official) (@JasdfKomatsu) September 6, 2023 今回参戦する室屋義秀さんは2009年にレッドブル・エアレースのワールドチャンピオンシップに初のアジア人パイロットとして参戦し、2016年に千葉大会で初優勝。翌2017年にはワールドシリーズ全8戦中4大会を制し、アジア人初の年間総合優勝を果たしたエアレースの第一人者。航空スポーツの振興へ向け全国各地でエアショーを披露している。室屋さんの航空ショーは午後1時～午後1時半の予定。
ほくりくアイドル部ステージも
航空祭会場では北陸3県で活動するアイドルグループ「ほくりくアイドル部」のステージもある。午前10時55分～、午後2時10分～に撮影会があり、午後0時半から30分程度のライブも予定されている。このほか小学生以下対象の紙飛行機大会や旧管制塔の見学会もある。旧管制塔の見学は先着順。旧管制塔前で整理券を配布する。
⇒10月7日、ブルーインパルスの他のイベントに登場
小松基地近くの駐車場は
小松基地航空祭当日、付近に複数の臨時駐車場を開設。いずれも午前4時半から午後5時まで開放する予定で、浮柳地区、小松市役所周辺、JR小松駅周辺、串工業団地、鉄工団地に設けられる。「スカイパークこまつ 共生の丘」の駐車場は小松市ふるさと納税の返礼品利用者のみに限られる。小松空港の駐車場は空港を利用する目的以外での利用は不可としている。
シャトルバスの発着場所と所要時間
鉄工団地の臨時駐車場と小松駅からはシャトルバスが運行される。北陸鉄道によると、小松駅、鉄工団地駐車場発の運行時間は午前7時ごろ～午前11時ごろの間随時、小松基地発のバスは午前10時半ごろ～午後4時ごろの間、随時運行される。同社では小松駅ルートに限り前売デジタル乗車券を10月6日午後11時59分まで販売している。当日は乗り場で係員から当日券を購入する。航空祭終了後の帰りのシャトルバスは混雑(例年2時間近く)が予想され、待ち時間が長くなる可能性があるので注意が必要。
前売デジタル往復乗車券は大人が800円、子ども400円。当日券は大人1000円、子ども500円。片道は500円 こども250円。デジタル交通サービス「のりまっし金沢」から購入できる。北陸鉄道テレホンサービスセンターは電話（076）237-5115（8:00～18:00 年中無休）。
シャトルバスは航空祭会場－JR小松駅間が15分程度（徒歩70分程度）、航空祭会場－鉄工団地臨時駐車場間が15分程度（徒歩70分程度）。いずれも道路の混雑状況に応じて長引く可能性がある。航空祭会場－小松空港間はタクシーで約10分、徒歩約50分の距離となっている。
北陸道はどのICで降りる？
小松基地によると航空祭当日は北陸道の片山津IC、小松IC出入り口付近は混雑が予想される。そのため1つ手前の加賀IC、美川ICの利用を勧めている。また安宅PAに併設されているスマートICは、小松空港利用者の妨げとなるため使用を控えるよう呼びかけている。
小松基地周辺の交通規制
北陸自動車道と並行する県道20号線と県道145号線・串加賀線は交通規制はないものの、航空祭会場周辺の道路は10月6日午後9時から7日午後5時まで交通が規制される。交通規制エリアでは通行許可車両以外は通ることができない。通行できる車両は▽駐車券を持つ車両▽臨時通行証を持つ車両▽自衛隊車両▽シャトルバス、タクシー▽原付を除く自転車▽スカイパークこまつ共生の丘利用者（小松市ふるさと納税返礼品利用者）。
公共交通機関でのアクセス方法
小松基地航空祭へ公共交通機関を使って向かう人はJR北陸線の小松駅まで鉄道で行くのがオススメ。小松駅からは航空祭会場とを結ぶシャトルバスが出ているので、アクセスに便利だ。シャトルバスは航空祭会場－JR小松駅間が15分程度（徒歩70分程度）だ。航空祭会場－小松空港間はタクシーで約10分、徒歩約50分の距離となっている。道路の混雑状況に応じて長引く可能性があり、航空祭終了後のバスは混雑する恐れがあるので注意が必要。
小松基地航空祭の会場案内図
