新幹線福井駅舎東側に隣接して整備された福井市観光交流センターが9月23日、関係者向けに公開された。約70席のカフェや3カ所の貸しスペースを設け、新たな玄関口のにぎわいにつなげる。一部開業する10月1日には、ウエルカムダンスやまんじゅうまきなどのオープニングイベントがある。
同センターは高さ約10メートルの鉄骨2階建てで、延べ床面積約1600平方メートル。外壁は一面ガラス張りの開放的な空間で、待合スペースや観光案内所のほか、吹き抜けの階段広場、恐竜モニュメントを設置した屋上広場などを設けた。
⇒【動画を見る】屋上で恐竜モニュメントがお出迎え
2階のカフェには、スイーツ店「さんじのおやつ」が出店。学生やビジネスマンの利用を想定したカウンターや個室席もあり、一部壁面には黒板など子どもたちが遊べる仕掛けも用意した。テイクアウトもできるミニパフェや飲み物、センター限定品の電車型のベビーカステラなどを提供する。
1、2階、屋上それぞれに75～153平方メートルの貸しスペースを用意。物販やステージイベント、ワークショップなど幅広い市民の利用を想定している。
オープニングイベントは1日午前9時20分～午後4時。子どもたちのダンスや福井商高JETSのパフォーマンスの披露、まんじゅうまきがあり、嶺北各地のゆるキャラが集合する。ワークショップやパネル展示もある。
観光案内所と階段広場が利用できるのは3月上旬から。貸しスペースの申し込みなど施設詳細は同センターのホームページで。問い合わせは、まちづくり福井（平日のみ）＝電話0776-30-0330。
