フランスの名門オリンピック・マルセイユは熱狂的なサポーターの存在でも有名だ。
マルセイユの最新ユニフォームは、そんなサポーターの熱量をグラフィック化して話題を呼んでいる。そのユニフォームをご紹介したい。
Olympique de Marseille 2023-24 Puma Third
マルセイユ 2023-24 Puma サード ユニフォーム
23-24新サードユニフォームは、ブラックを基調に濃淡オレンジでサポーターの熱量を鮮烈なグラフィックで表現。
今季のホームとアウェイは地中海に面した街のチームらしい爽やかなデザインが好評だったが、サードは一変して灼熱を感じる一着にとなった。
このデザインのテーマはクラブのモットーの一つ“Peuple Volcanique”をテーマに、熱いサポーターを火山に例えたもの。つまりオレンジはマグマをイメージしたものだ。
だが、クラブはこのデザインに“もう一つの意味”があることを匂わせている。
この火山ユニフォームは1日に敵地で行われたナントとのリーグ戦でデビュー。試合は1-1の引分けに終わった。パンツとソックスはどちらもブラックで、夜の闇の中での火山噴火を想像させる。
前述のようにこのデザインは、表向きは熱いサポーターを火山やマグマに例えたもの。確かにマルセイユのサポーターは危険なくらいに熱いことでよく知られている。
一方でクラブは今回のデザインを、ホームスタジアム「スタッド・ヴェロドローム」の“クレイジーな雰囲気”にインスピレーションを得たとも説明する。
クラブの言うクレイジーな雰囲気とは過激なウルトラスと燃え盛る発煙筒のことであり、つまりこの光景のことなのだろう。
このデザインは表向きはマグマだが、スタジアムのウルトラスと発煙筒という裏テーマもありそうだ。
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マグマであり発煙筒をも思わせる新サードユニフォームは、クラブ公式オンラインストアやPumaオンラインストアで販売中。
マルセイユは30日に行われるリーグ・アン第7節で、南野拓実が所属するモナコとアウェイで対戦する。
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