らんまん最終回・寿恵子への永遠の愛を誓い、図鑑が完成

高知・土佐の造り酒屋に生まれた主人公が、草花をこよなく愛し、やがて植物学者として大成していく姿を描く連続テレビ小説『らんまん』。最終回(9月29日放送)では、ついに万太郎と寿恵子の夢だった全国の植物を載せた図鑑が完成する。

万太郎(神木隆之介)の肩に寄りかかりながら図鑑を読む寿恵子(浜辺美波)(C)NHK

季節は巡り春、主人公・万太郎(神木隆之介)の姉夫婦・綾(佐久間由衣)と竹雄(志尊淳)が、新酒を持って槙野家にやってくる。万太郎は、寿恵子(浜辺美波)、虎鉄(濱田龍臣)、千歳(遠藤さくら)、千鶴(本田望結)ら家族みんなで綾と竹雄の酒を味わいながら、楽しいひとときを過ごす。

そして迎えた夏、万太郎の悲願だった3206種の植物を載せた図鑑がついに完成する。その最後のページを飾ったのは「スエコザサ」。万太郎が見つけた新種のササに寿恵子の名を刻んだのだった。寿恵子への感謝と永遠の愛を誓って・・・。

本作は、「日本の植物学の父」と謳われる牧野富太郎(まきのとみたろう)の人生をモデルに、愛する植物のために情熱的に突き進む植物学者と、二人三脚で歩んできた妻との生涯を描く物語。

放送は、NHK総合で朝8時から、またBSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からスタート。最終回は9月29日放送(全130回)、9月30日は最終週の振りかえり。10月2日からは趣里がヒロインを務める『ブギウギ』がスタートする。

© 株式会社京阪神エルマガジン社