セビージャ帰還のセルヒオ・ラモス、CLの試合出場中に自宅が強盗被害に遭う

写真:強盗被害に遭ったというセルヒオ・ラモス ©Getty Images

9月4日に古巣セビージャに18年ぶりの復帰を果たしたものの、一部サポーターから過去の言動を批判され、全面的に歓迎されているとは言えない状態の元スペイン代表DFセルヒオ・ラモス。試合でのパフォーマンスで信頼を回復しなければならない状況だが、引っ越したばかりの自宅が強盗被害に遭ってしまったという。スペイン『エル・パイス』紙の電子版が伝えている。

セルヒオ・ラモスとモデルでもある妻のピラール・ルビオさんは今回のセビージャ復帰を機に、4人の子どもたちともにセビージャ郊外のボジュジョス・デ・ラ・ミタシオンという街の、さらに郊外にある自宅に入居した。ここはセルヒオ・ラモスが持つ種牡馬農場も兼ねている場所で、敷地内には巨大な邸宅に加えてパドルテニスコートや7人制サッカー場、プールなども備えている。

しかし9月20日、セビージャがUEFAチャンピオンズリーグのグループステージ第1節、本拠地エスタディオ・ラモン・サンチェス・ピスフアンでのランス戦に挑んでいる時に事件は起こった。セルヒオ・ラモスはこの試合でメンバー入りし、センターバックの一角として先発出場していたため、自宅には不在。さらに妻のルビオさんも仕事の都合で外出しており、自宅では2人のベビーシッターが4人の子どもの世話をしている状況だったという。

もちろん万全の警備体制を敷いていたが、複数名の窃盗団が警報システムを打ち破って押し入った。幸いにして4人の子どもたちやベビーシッターたちは無傷だったが、現金や高級時計、宝飾品、ブランド衣料などが盗まれたという。

セビージャでは8月中にミュージシャンのマリア・デル・モンテさんが自宅の玄関先でフードを被った複数名の集団に襲撃される事件が発生したばかり。

また、セルヒオ・ラモス自身はレアル・マドリードに所属していた2012年、マドリードのコンデ・オルガス地区にあった当時の自宅に強盗が押し入る事件に遭遇している。この時は彼自身と弟が自宅にいたため、強盗は何も奪うことなく逃亡したという。

なお、今回の件については9月27日に司法警察が事件発生の事実を明らかにしており、すでに捜査を開始している。

© 株式会社SPOTV JAPAN