在日韓国人被爆者 尹大統領と面会へ 広島を出発 歓迎行事に出席

広島で被爆した在日韓国人被爆者が、尹錫悦 大統領と面会するため、広島空港を出発しました。

韓国を訪れるのは、77歳から92歳までの在日韓国人被爆者32人と、被爆二世4人などあわせて38人です。

5月のG7広島サミットに出席した尹大統領は、韓国の大統領として初めて在日韓国人被爆者に面会し、発展した祖国を見てほしいとして、韓国に招待すると約束していました。

29日、一行は尹大統領が出席する歓迎行事に参加する予定です。

広島空港では出発を前に結団式が開かれ、駐広島韓国総領事館の 林始興 総領事が、「今回の韓国訪問でいい記憶を持って広島に無事、帰って来てください」とあいさつしました。

在日韓国人被爆者 姜日奉 さん(86)
「感無量。現在の大統領に直接、会えるのは。どきどきしている」

10月2日には韓国の在外同胞庁が主催する晩さん会に出席し、3日に帰国する予定だということです。

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