【カンボジア】4~6月の民間投資、7.6億ドルで63%増[経済]

カンボジア財務経済省によると、2023年第2四半期(4~6月)に認可された民間投資案件は74件、総投資額は7億6,020万米ドル(約1,136億円)だった。前年同期比でそれぞれ45.1%、63.3%増加した。プノンペン・ポスト(電子版)が26日伝えた。

畜産や食品、キャッサバ・バナナ加工、不動産開発、観光、経済特区(SEZ)などへの投資額が大きかった。

同省は、民間投資が増加した理由について、前年同期に比べて経済状況が改善したためと説明した。

カンボジア商工会議所(CCC)のリム・ヘン副会頭は26日、新投資法や特恵関税に加え、若い労働力が豊富なことなどが投資誘致に有利に働いているとコメントした。

カンボジア中小企業協会連盟(FASMEC)のテ・タイン・ポー理事長は、電力価格が低下すれば、さらに多くの投資を誘致できるとの考えを示した。

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