県の統計調査員、調査員証を紛失 宇都宮担当、勤務中に気付き報告

栃木県庁

 栃木県生活文化スポーツ部は29日、住宅の世帯主や敷地面積などを調べる「住宅・土地統計調査」で、宇都宮市を担当する女性調査員が身分証に当たる調査員証を紛失したと発表した。

 同部によると、調査員は24日の勤務中に紛失に気付き、翌25日に同市へ報告。その後も探したが見つからず、29日に同市が県に報告した。調査員証には氏名と顔写真が掲載されている。同日までに悪用された事例は確認されていないという。

 県は紛失した調査員証を無効にしたが、悪用される恐れもあるとして注意を呼びかけている。

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