栃木市の新斎場「あじさいの杜」 10月1日から稼働開始

栃木市に新たに完成した斎場が1日から稼働を始めます。愛称は公募で選ばれた「あじさいの杜」です。

栃木市の新たな斎場は、岩舟総合運動公園から北におよそ600メートルの栃木市岩舟町三谷に完成しました。愛称は「あじさいの杜」で1日から稼働が始まります。

「あじさいの杜」は平井町にある市の斎場が老朽化したことなどから移転して新設されました。新しい斎場は、鉄筋コンクリート造りの2階建てで、延べ床面積は、およそ4400平方メートル、火葬炉を8基、1部屋で最大42人が利用できる待合室を8室備えています。

そして、霊安室や葬儀ができる式場が併設されたほか、キッズルームやベビールームが設けられています。

また、建物の入口と出口がそれぞれ2つあり動線を分けることで、ほかの会葬者と顔を合わせることがないよう配慮したということです。

これまでの施設では、旧藤岡と旧岩舟について対応できず、佐野市にある斎場で対応してきました。新しい斎場では、栃木市の全域を一括して受け入れることができるということです。

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