待望の川越まつり、露店は2倍超の900店予定 10月14.15日に開催へ 圧巻の山車18台、屋台村4カ所の見通し

昨年2022年に開催された川越まつりの様子

 川越まつり実行委員会に当たる川越まつり協賛会の全体会議が29日、埼玉県川越市内で行われ、10月14、15の両日に催される今年の川越まつりの実施概要を決めた。新型コロナウイルス感染拡大のため、2年間の中止を挟んで行われた昨年は、市制施行100周年を記念して全29台の山車が巡行した一方、山車同士がはやしを競う曳(ひ)っかわせなどに感染防止対策の制限を設けたが、今回はコロナ禍前とほぼ同じ開催方法に戻る。

 今秋は18台の山車が参加。川越氷川神社のみこしが市中心部を渡御する神幸祭は、15日午前に行われる。昨年は市内の商店などが店先で販売する場合を除き、感染防止策で路上への出店を禁止された露店も解禁。4カ所設けられる屋台村や商店の出店を含め、昨年の約400店の2倍以上となる露店約900店が軒を連ねる見通しとなった。

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