大敗を受けてデ・ゼルビ監督が謝罪、視線はすでにELマルセイユ戦へ

写真:大敗を受けてファンに謝罪したデ ゼルビ監督

9月30日に行われたプレミアリーグ第7節アストンヴィラ戦で1-6の大敗を喫したブライトン。試合後、ロベルト・デ ゼルビ監督がファンに謝罪した。ブライトンの公式サイトが伝えている。

この試合ではスペイン代表FWアンス・ファティが移籍後初ゴールを決めたものの、アストンヴィラのイングランド代表FWオリー・ワトキンズにハットトリックを決められるなど失点を重ね、思わぬ大敗を喫した。

試合後、デ・ゼルビ監督は次のように敗因を分析しつつ、ファンに謝罪した。

「精神的なエネルギーが足りず、非常に悪い試合をしてしまった。敗戦の最大の責任は私にある。試合の後半は(ファティのゴールで)いいスタートを切ることができたが、その後、反応がなくなり、3失点を喫してしまった。それが気に入らなかった。ベストを尽くす準備ができていなければならないが、タックルやデュエル、セカンドボールの回収など、すべての局面で劣勢だった」

一方で次のように語り、選手たちを擁護した。

「彼らは素晴らしい選手たちだ。ドレッシングルームにも最高の仲間たちがいる。適切なレベルに到達するようこれから努力していく。ファンに対しては本当に申し訳なく思っている。木曜日には違ったブライトンの姿をお見せできると思う」

デ ゼルビ監督が言及した「木曜日」とは、UEFAヨーロッパリーグのグループステージ第2節、アウェイーでのマルセイユ戦のこと。過密スケジュールを強いられることになるが、デ ゼルビ監督はこう意気込んでいる。

「3日ごとにプレーするのは非常に厳しいが、我々はそれに適応していかなければならない。どのコンペティションでも戦いたいし、その準備ができていることを示さなければならない。これほど多くの試合をこなすのに慣れている選手は少ないので、今までとは違う方法でチームを管理しようと試みている。私は選手たちを信じているし、ロッカールームにいるスタッフにも大きな信頼を寄せている。今日のチームは本当のブライトンではなかった。木曜日には真のブライトンに会えるだろう」

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