「宮島訪問税」徴収始まる 1人1回100円 ごみ処理やトイレ増設などに活用 観光客は「観光地がきれいになればいい」

「宮島訪問税」の徴収が1日から始まりました。

「宮島訪問税」は1人1回100円で、フェリーの運賃などに上乗せして徴収されます。これにより大人の往復の普通運賃は、訪問税を加えた500円に変わりました。初日の1日は、廿日市市の職員やボランティアが宮島訪問税を知ってもらおうと、チラシを配りました。徴収開始を知らない観光客も多くいましたが、トラブルや運行への影響は見られませんでした。

観光客
「(訪問税については?)知らなかったです。(フェリー運賃が100円上がった)僕は全然気にしないです。今どき仕方ないのかな思います」

観光客
「大体、観光地って人がいっぱいいて、その分、ごみが多い所が多いイメージなので、そういうのがきれいになっていくといいのかなと思います」

廿日市市 松本太郎市長
「税を徴収させていただく重みをしっかりと感じながら世界の宝である宮島の自然・歴史・文化を次世代に継承する財源として有効に活用していきたいと考えております」

訪問税は宮島の課題となっている、ごみ処理やトイレの増設などに活用されます。

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