登校中の児童3人はねられ救急搬送 横断歩道に軽乗用車「ドーンと大きな音」 京都・左京

登校中の児童が軽乗用車にはねられた現場の横断歩道(2日午前9時25分、京都市左京区岩倉)

 2日午前8時ごろ、京都市左京区岩倉中河原町の交差点で、横断歩道を渡っていた登校中の小学生3人が軽乗用車にはねられた。下鴨署や市消防局によると、3人は小学6年の女児2人と小学1年の男児で、救急搬送されたが軽傷だった。

 関係者によると、3人はいずれも近くの岩倉南小に通う児童という。

 下鴨署によると、現場は片側1車線の道路にかかる横断歩道で、交差点に信号機はなかった。児童3人は北から南に歩いていたところ、西から直進してきた軽乗用車にはねられたという。同署は、自動車運転処罰法違反(過失運転致傷)の疑いで、軽乗用車を運転していた京都市左京区の無職の男(59)を現行犯逮捕した。事故原因を調べている。

 近くに住む40代女性は「ドーンという大きな音がした後、児童がうずくまっていた。大変なことが起きた」と不安そうに話した。

下鴨警察署

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